ポータブル電源、 BLUETTI AC50B です。
バッテリー容量448Whと必要十分で、コンパクトサイズかつ約6.7kgという軽量さを意識したデザインになっていて可搬性に優れています。
出力はしっかり700W(リフトモードで1,000Wも)対応ということで、日常使いであれば十分な性能を持った商品になります。
充放電サイクル寿命3,000回以上となるリン酸鉄リチウム電池を採用することで、長期間に渡って使用することが可能です。
20msの切り替え時間で停電時などに瞬時に電力を回復可能なUPS機能を備えているほか、スマホアプリでコントロール出来たりするなどイマドキ機能もしっかり搭載。
何より低騒音で動作してくれるのが嬉しいコンパクトポータブル電源をご紹介。
コネクタ周りなど、フロントインターフェースからご紹介。
DC/PV INPUTは200Wでの入力が可能です。ソーラーパネルを接続するのに使ったりするわけですが、100W~150Wあたりのソーラーパネルとの組み合わせが良いのかな?といったところ。
DC PUTPUTについては120W出力まで行えます。シガーソケットタイプのケーブルも付属。
ちょっと写真は反射が写り込んじゃいましたが、実際にはフロントディスプレイは非常に視認性がいいです。
必要な情報をすぐ参照することができます。
AC電源は2口。容量を考えれば十分といえそうです。
こちらの出力が定格700W対応という形。
USB周りは、Type-C(65W出力)が2ポート。
Type-Aコネクタ(15W出力)が1ポートという構成になってます。最近USB Type-C to Cで使う製品がゴリゴリ増えてますので、ちょうどいいコネクタ数バランスなのではないでしょうか。
以前、「 2,000W高出力ポータブル電源「BLUETTI AC200L」がゴツイけど2,048Whと大容量で安心感 」でレビューしたこともあり、100W出力対応であって欲しいとちょっと思ったりもしますが、組み合わせて使用するデバイスを考えたら、そんな高出力を必要とするものは使わないよなーという気がするので、65Wで(その分2ポートあるし)良いのだろうという腹落ち具合でした。
天板側後部にハンドルが付いています。
手のひらと比べてますが、コンパクトさが伝わるでしょうか。
握るとこんな感じです。
フラットではなく、斜めに持ち運ぶ形となります。重量が軽いからなせる設計なのかなと。
各種仕様表記。
特段特筆することはなさそうです。
側面については、右サイドに電力入力用の電源コネクタが備わってます。
こんな感じです。
全体的にカバーはしっかり押さえてくれる感じのゴムカバーで、「クポッ」と当てはめ込みするようなタイプです。
逆側サイドは放熱口。
ゴリゴリ負荷を掛ければそれなりの動作音がするやもですが、200~300W程度の出力状態や、後述しますが250W程度の入力状態ぐらいでは非常に緩やかにまったりと冷却ファンが回る感じで静音動作してくれました。
簡易UPSとして使用する場合とか、常に通電して動作させっぱなしになることを考えると、平時における動作音は静かであるべきなので、これは好印象。
底部は四つ足で、いずれも大きめのゴム足となってました。
安定感は十分。
付属品群。
必要なケーブルは備わってますので、追加購入の必要性はありません。
使用感も試して行きます。
手始めにノートパソコン。USB-Cで接続して40W程度の出力が確認できます。
出力W数は、毎秒単位で更新されるのはキビキビしていて良い感じ。
14インチクラスのノートパソコンですが、ポータブル電源のコンパクトサイズ感が伝われば良いかなと。
上から見たら完全にAC50Bが隠れるぐらいのサイズ感です。
続けて扇風機を接続。
ちょっとこのセットで納戸とかで作業とか出来るんじゃない?という組み合わせ。
暑い夏を乗り越えられそうな具合です。
ACコネクタの間隔が十分あるので、接続時に干渉したりはせずに使えるかなと。
AC50B自体の充電を行う時についても、入力コネクタはサイド部なので出力側に干渉することなく、かつ位置も真ん中なので扱いやすいでしょう。
バッテリー充電については、最大580Wでの入力が行えるんですが、容量がある程度あるときはバッテリーに優しく控えめな電力で充電してくれるようです。
270~280W程度で充電してくれる感じでした。
当然充電しながら各コネクタで出力使用することが可能なので、使い方で充電時に何か気にしながらということなく、充電したければつなげばOKという容易さです。
天板はフラットなので、ちょっとしたものであれば置けちゃうのは便利。
スマホと、タブレット(8.4インチ)を置いてみましたが、なんか良い感じの収まり具合に見えますね。
室温25度程度の環境下ですが、ある程度の出力状態(200~300W)でも大して熱を帯びることなくキープされていたので、天板にこういった機器を置いても大丈夫だと思います。
サイドの放熱についても、ゆるゆると回るファンがしっかり放熱。
おそらく8cmファンが内蔵されているんだと思いますが、600~800rpmぐらいでゆっくり回ってるんかなという印象。
逆側から通気して、そのまま直でサイドtoサイドでの吸放熱という具合です。
いかがでしょうか。
コンパクトながら実用性は十分で、動作も静音、機能はしっかり、全体的にマットな質感で指紋なども残らないような素材・処理となっているのも個人的には好印象。
ハンドル部が後ろ側に寄っているのは少し気になりましたが、天板部の活用を考えればむしろその位置の方が使い勝手が良いなと思った次第。
決して大容量ではありませんが、備えとしてであれば収納場所に困りませんし、ちょっとしたアウトドアのお供に活用するのにも可搬性に優れているので使用頻度が上げられそうなのも良いところでしょう。
不満な点が何かないかな-?とあえて色々考えてみましたが、ほぼ無くて容量が700Whぐらいあったらなお良いかな?と思う程度。
それならそれで、 BLUETTI AC70が768Whである ので 必要な容量を見定めて購入できるラインナップをBLUETTIは揃えている ため、用途に応じて選択すれば良いのかなと。
あとは、お値段は・・・?というところですが、新登場の商品でありながら、結構お得に買えちゃいます。
割引クーポン!
紹介した BLUETTI AC50B は、800円OFFコード「 BLUETTIAC50B 」と、20,000円OFFクーポンで59,800円 → 39,000円送料無料 に。
また、120Wソーラーパネルセットとなる BLUETTI AC50BAC50B+120W は、1,000円OFFコード「 AC50B120W 」と30,000円OFFクーポンで89,800円 → 58,800円送料無料 となります。
7/17までの期間限定です。
かなりコスパ良いな~と思ってますので、興味があればラインナップを覗いて見るところから是非どうぞ。
BLUETTI AC50B / BLUETTI AC50BAC50B+120W
【配信元】
安値世界一への挑戦