シリーズフラッグシップモデルとなる Amazfit Balance です。
「BALANCE」に込められた思い的なものとして、「仕事や生活、プライベートを整える」という日常生活に即して心と体を整えるのに役立つことを目指して開発・設計されたモデルとなっています。
Amazfit GTR 4 スマートウォッチ でも十分にその性能の高さと、デザイン性、機能面の充実さをアピールできる商品に仕上がってましたが、そこからさらにブラッシュアップされています。
単純にOSが、ZEPP OS 2.0から3.0へとアップしたことや、性能向上じゃない面で「心身の準備性」を意味する「レディネス」対応しているあたりが特徴的。
これまで、Amazfitシリーズでは「GTR」「GTS」といった商品名で技術力UPだったり、性能向上などを売りにしてきた感がありますが、ここに来て方向性をよりヘルスケア方面へと舵切りしてきた感があります。
もちろん、従来シリーズから継続で丸みを帯びたメタリックのクラシックなデザインを採用している点や、体組成測定 音楽保存 通話機能 健康管理 心拍数 睡眠 ストレス GPS内蔵 デュアルバンド ナビゲーション機能を有するほか、Zepp Coach 150種類スポーツモードを含めた機能・性能は妥協せず、ライフスタイルを支援することを目指してきたのだなと。
GTR4の後継モデルに位置づけされるようです。
そんなAmazfit Balanceをご紹介。
パッケージは非常にシンプル。
Amazfitシリーズに共通しているところですね。
付属品は説明書と充電器。
充電器は独自の物を採用している感じです。
従来のGTR 4 や、先日「 Amazfit Bip 5 - バッテリーの持ちが抜群で機能も豊富なエントリーモデルとは思えないクオリティのスマートウォッチ 」で紹介したBip 5では共通形状をしていたんですが、今回は変わりました。共通品の方が、シリーズを愛用している身(家族で使ってたりします)からすると助かるんですが、Balanceは個別で管理する必要がありそうです。
生活スタイルに合う感じがあって、爽やかな感じのあるナイロンストラップを採用した サンセットグレー となります。
シリコンバンドを採用する ミッドナイトカラー もありますが、睡眠時にシリコン系バンドだと結構邪魔に感じるタイプなので、ナイロン製バンドの方が良いかなというところ。
そのあたりは個人の主観なので、お好みで。
右サイドにはクラウン(回せます)と、ボタンを装備。
クラウンはクルクル回せて、その際のレスポンスも小気味よく、GTR 4 時もそうでしたが、操作していて気持ちの良いものになってます。
反対側にはボタンなどはなし。
写真では見にくいですが、マイクとスピーカーが備わっています。
こちらの方が見やすいですね。
マイク穴が左側にあり、その横にスピーカーが備わってます。
この形状だと、水が入り込んだりしてしまうのでは?と思ったりもしますが、排出されるように設計されている(と思われる)のに加えて、スピーカーで音を鳴らすことによって中から音圧による噴出を行うアプリ機能があるため、それにより中に水を残さないようにすることができるのは「へぇ~便利~」と素直に思った次第。
水濡れするシーンとかに行く頻度は少ないですが、最近増えているこの手のマイク+スピーカー付きスマートウォッチにおける水滞留問題の解決策としては、なかなか良いんじゃないでしょうか。
ナイロンバンド。
留め具が非常に細くデザインされていてスタイリッシュです。
外れたりしないように、留まる仕組みになっていて、付けはずし(特に付ける際)にバンドの穴を通して・・・とやる必要が無いのがめちゃ便利でした。
常にバンドが穴通しされた状態を維持出来るため、丸っとした状態から装着がスッと行えて、そのまま着用できるのは結構快適。
このバンドを使っていて、「あぁ、穴通すのって結構ストレスだったんだな」と感じさせられた次第。
よく考えられてます。
底面部は出っ張りが少なめの各種センサーなど。
上部の2ポチが充電コネクタとなります。
全景。
バンド幅は22mmです。
丸形ディスプレイを採用。
1.5インチと、この手のディスプレイとしては大型サイズといえます。
GTR 4 は少しゴツイ感じがありましたが、このBalanceはベゼル幅が狭いのも好印象。
電源投入。
解像度が480×480と高解像度なので、めっちゃ綺麗に描画されます。
初期文字盤。
秒針がスムーズに動いてくれるデザインになってました。
下部にREADNESSとあるように、レディネススコアを表示して確認が行えるような文字盤になってます。
初期からメニュー・機能(アプリ)は豊富。
必要な機能は概ね揃っているといえそうです。
発売になったばかりの商品ということで、色々とバグは出ているでしょう!ということで、アップデートを実施。
15分ほど待たされるという感じでしたが、ちょっと環境的に悪いところに居たのか30分ほどかかりましたが、無事アップデートは完了。
早速、散歩してみたり、睡眠状況をチェックしてみたり。
このあたりは、ZEPP OSのデータ表示形式で共通となっているので、Amazfit Bip 5などと同じ。特にコレ!という物があるわけではないです。
装着感はこのような感じです。
バンドを覗いた重量は約35gとなっています。
厚みも抑えられているので、男性でも女性でも、違和感無くお使いいただけそうです。
留め具部分が細く、スタイリッシュ。
気にくわなかったら変えれば良いかなーとか思ってましたが、結構気に入ってます。
ウォーキング結果など、詳細情報もしっかりと把握できます。
児童一時停止機能なんかも備わっているので、実稼働時間などを含めデータ取りが可能です。
文字盤も200種類以上が無料でDLできるのと、ランキングやジャンルわけされているのでお好みの文字盤が見つけやすいです。
色々と迷いましたが、発色がいいですし、明るさも十分(野外でも問題無し)なので、カラフルな物を選択するようにしました。
スマホアプリ(ZEPP)からDLして、Amazfit Balanceに同期すればすぐ反映されます。
高解像度、発色性の高さがあり、非常に視認性が良いです。
各種データも見やすく、しばらくこの文字盤で使おうと思います。
メニュー系も、ZEPP OSがかなり熟れたものになっているので、特に迷うことなくサクサクと設定変更が可能。
細かな通知メニューだったり、リマインダ機能、はたまた検出対象データなどなど、自分子のみの設定へと変更することがでます。
個別にミニアプリを入れることも可能。
150種類以上のアプリがあって、任意で入れたり消したりができます。
試しにブラックジャックが遊べるみたいだったので入れてみました。
アイコンがまさにそれですね。
結構普通にプレイ出来るような感じになってます。
実画面だと(ちょっと撮影環境の都合もあり、モアレが出てて見にくいですが)普通に見れて普通に操作ができるので、隙間時間にサクッと遊べます。
込み入った機能はなく、至ってシンプルなブラックジャック勝負が行えるというだけですので、まぁそんなものかもしれません。
気に入らなかったら消せば良い。それだけです。
同様にシューティングゲームもあったので、入れてみました。
クラウンを回すことで、左右に移動し、的からの多摩を避けながら進めていくタイプの操作でした。
これも数分の暇つぶしにはなってくれるんじゃないのかなと。
そんな感じでアプリも使えます(当然、もっと便利なゲームじゃないユーティリティアプリもあります!)。
アプリ数は150超あり、まだまだ増えています。
気になるバンド込みでの重量はいかほどか!?と測定してみたら、44gとなりました。
軽い部類といえるでしょう。
上述しましたが、バンドがやはりかなり良くできていて、穴度押し部すぐの箇所と、押さえ込む末端に3箇所、面ファスナーが付いていて、それぞれがペタッと固定してくれるので、腕の中での収まり感やフィット感が抜群に良いのです。
外すときも剥がしてぺらっとやってあげれば通し穴から外れることが無いのでストレスフリー。
任意の場所でいったん止められて、あとは末端を3箇所で固定。
シンプルですが、これが非常に良かったです。ちょっと穴通しありなシリコンバンドにはしばらく戻りたくないかも。
そんな感じで付け心地が良い、ナイロンバンド採用のAmazfit Balanceですが、トータルバランスがすこぶる良かったです。
機能、性能面は文句なし。敢えて挙げるのであれば、レディネスを実現させるための機能を有効にするとバッテリー消費が上がってしまう点が改善されれば…と思わなくもないです。
ただし、そもそものバッテリーの持ち具合が結構良いので、最初から使っていけば気にならないレベルに収まるかもしれません。
- 標準的な使用でのバッテリー駆動時間が14日間
- 省電力モードのバッテリー駆動時間は、25日間
- 時計モードのバッテリー駆動時間であれば50日間
- ハードな使用でのバッテリー駆動時間で、7日間
と用途にも寄りますが、持ち具合は結構良い部類に入ると思います。
睡眠と運動それぞれのスコアリングから、レディネススコアが出てくる感じになるので、レディネスを測定して心と体を整えていくための統計を取るためにそれら機能をONにした状態で睡眠や運動を行う必要があるため、バッテリーの持ちは重要。
色々と有効にした状態で、3日ほど使った感じだと、1日あたり8%ぐらいの消費具合だったので10日ぐらいは持ってくれそうな印象。レディネスは、あまり気にしないよーという場合なら、2-3週間は持ってくれるんじゃないでしょうか。標準的な機能具合で、ディスプレイを常時表示にしたとしても、5日程度は持ってくれそうなバッテリーの持ち具合でした。このあたりはさすがAmazfitといったところ。
運動時にアクティビティを有効にした状態でスピーツをしたりしている中で、アチーブメント予想機能などが働いてモチベーションを上げてくれたりするのもポイントでしょう。
その他にも、温度センサーを新たに搭載していたり、生体電気インピーダンスセンサーを採用したからなのか、 体組成(体脂肪率、筋肉量など)もわずか10秒で測定が可能 となるなど、着実な進化を遂げています。
音声アシスタンス(Alexa)対応していたりもするので、連動操作も行えたりと非常に便利です。
本体内に2GB程度のストレージがあるので、音楽データを保存。Bluetoothイヤホンと連動させ、スマートウォッチ単体で音楽再生可能なので、このAmazfit Balanceだけでスポーツしに行く!みたいなことがしやすいです。データ転送は、Wi-Fi接続にも対応していたりするので、サクッと転送出来て良い感じです。
筋力エクササイズなどのトレーニングの自動検出機能などもあったりするので、ワークアウト時の面倒な操作は不要。気づきを与えてくれますし、メニュー的なものはZEPPコーチ(AI活用)によって良い感じのプランニングをしてくれて、リカバリまで含めたメニュー構成をしてくれるなど至れり尽くせり感が凄いです。
GPSについてもデュアルバンド&円偏波GPSアンテナ採用ということで、ハイグレード。6つの信号をガッツリ拾ってくれるので、高精度な位置測定が可能です。連動するフィットネスアプリとデータ連動できますし、ナビゲーション機能でも有効活用できるスペシャルなモデルに仕上がってました。
本格的に使いこなすには、正直慣れが必要だとは思いますが「こういう機能もあったらな~」というものが、必要となった際に軒並み搭載されている感があり、非常に満足いく仕上がりとなっています。ヘルスケア機能も設定抱負ですので、自己管理をしっかり目標を持って実施したい!という方にこそオススメです。
完成度高すぎ、機能、性能、レスポンス、質感含め高いレベルで「Balance」が摂れている商品といえます。
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円安の最中にあって、なかなかお値段的には張りますが、補って余りうるだけの機能を有している商品になります。
フラッグシップモデルであることを踏まえて、40,000円を大きく割っているなら・・と思える方ならGO!!というところです。
【配信元】
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